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ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」2週間使って実力をレビュー!最高峰のDEEBOT ロボット掃除機が登場

ライター

mari fukuen

更新日2025/04/21

「エコバックス史上最高峰のロボット掃除機

その名に相応しい製品が、ついに登場しました。

人気ロボット掃除機メーカーECOVACS(エコバックス)から発売された「DEEBOT X1 OMNI (オムニ)」です。

回転モップによる水拭きと最大5000Paのパワフルな吸引清掃を同時に実施。掃除後は自動でモップの洗浄・乾燥とゴミ収集をしてくれます。
さらに、高精度なD-ToFマッピング・障害物回避・カメラでの見守り・音声操作といった機能もフル搭載の一台。

今回そんな「DEEBOT X1 OMNI」を実際に使って、写真と動画で詳しくレビューしました。最高峰のDEEBOTロボット掃除機の実力をご体感ください。
 

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴

ECOVACSの全自動ロボット掃除機「DEEBOT X1 OMNI」の特徴

吸引と水拭きが同時にできる人気のロボット掃除機ECOVACS DEEBOTシリーズから、2022年3月にフラッグシップモデル「DEEBOT X1 OMNI」が発売されました。

DEEBOT X1 OMNIは最高峰モデルだけあって、とにかく機能満載のロボット掃除機。
水拭き・自動モップ洗浄・吸引・自動ゴミ収集・マッピング・障害物回避・カメラでの見守り・音声操作…これだけの多機能でありながら、そのどれもが高性能となっています。

まずはそれぞれの機能について、実機の写真とともにご紹介します。

1. パワフルな水拭き&自動モップ洗浄

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 1. パワフルな水拭き&自動モップ洗浄

DEEBOT X1 OMNIは、2つの回転モップでパワフルに水拭きが可能です。

毎分180回転する2つのモップが床に密着して水拭き。ホコリや花粉、床のべたつきまですっきりキレイにしてくれます。

さらに掃除中は指定の時間ごとに全自動クリーニングステーションに戻ってモップを自動で洗浄常に清潔なモップで水拭きすることができます。

全自動でモップを洗浄・すすぎ・熱風乾燥

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 全自動でモップを洗浄・すすぎ・熱風乾燥

さらに掃除後にはステーションに戻ってモップの洗浄・すすぎ・熱風乾燥まですべて自動で済ませてくれます。

面倒なモップの手洗いは不要となり、定期的に給排水用タンクの水を交換するだけでOKになっています。

2. 最大5000Paの吸引清掃&自動ゴミ収集

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 2. 最大5000Paの吸引清掃&自動ゴミ収集

DEEBOT X1 OMNIは、水拭き・吸引を同時にできるロボット掃除機。もちろん吸引力も最大5000Paとパワフルです。

左右のサイドブラシと中央のメインブラシでゴミをかき集めて吸い取ることで、ダストピックアップ率は95%を実現しています。

さらに床素材を検知してカーペット上で自動でパワーアップする機能も搭載。繊維の奥のゴミまでしっかり清掃してくれます。

※国際基準IEC62929に従って、指定種類のフローリング床に指定種類のゴミを撒き、ロボット掃除機一回走行後に吸い取れなかったゴミが何%残ったかを測定する測定方法

自動でゴミも収集

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 自動でゴミも収集

掃除後は全自動クリーニングステーションに戻り、自動でゴミを吸い上げて収集

ステーション内の紙パックに最大60日分のゴミを溜めておけるので、ゴミ捨ての手間が格段に軽減されます。

3. 障害物回避&高精度マッピング

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 3. 障害物回避&高精度マッピング

DEEBOT X1 OMNIは、走行中に見つけた床の障害物を自動で回避することもできます。

最先端の距離測定センサーとAIVI 3D障害物検出システムで障害物を発見し、5億万回/秒の処理速度でAIが18種類の障害物を識別します。

コード類や靴下、おもちゃ、人間や動物なども自動で避けてくれるので、事前の片付けいらずで安心して掃除を任せられます。

マッピングも高性能

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 マッピングも高性能

もちろん間取りを学習するマッピング機能も搭載。光学式D-ToF技術を応用した「True Mapping2.0」により、正確にマッピング・効率的に清掃します。

作成したマップはスマホアプリから確認できて、最大3枚まで保存可能。本体を移動すると自動でマップを判別できるので、設定し直す手間もかかりません。

アプリから進入禁止設定エリア指定清掃3Dマップの作成スケジュール設定などができて、便利に活用することができます。

4. 本体のみで音声操作可能

DEEBOT X1 OMNIでは本体に音声アシスト機能を搭載。スマートスピーカーなどを用意しなくても、ロボット掃除機に直接話しかけるだけで音声操作ができます。

操作できる内容は、掃除の開始・一時停止・終了、吸引力や水量の設定など様々。
同じ清掃開始の操作でも「掃除を開始して」「掃除に行って」「清掃して」など複数の日本語に対応しています。

OK、YIKO(イコ)」と声をかけると返事をしてくれるので、まるでお手伝いさんがいるような感覚で使えます。

5. カメラでの見守り機能も搭載

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」の特徴 5. カメラでの見守り機能も搭載

DEEBOT X1 OMNIは、前面カメラを活かしてお家の見守りもできます。

148.3°の広角レンズ・120万画素の「Starlight RGBカメラ」で、リアルタイムでお家の様子を確認。動画や静止画で撮影することもできます。

さらにスピーカー・マイクも内蔵しているため、留守中の子どもやペットに双方向で音声を届けることも可能です。

また、気になる情報セキュリティについてもドイツの権威的認証機関テュフ・ラインランドの認証取得済みなので、安心して利用できます。

「DEEBOT X1 OMNI」外観レビュー&使い方

「DEEBOT X1 OMNI」外観レビュー&使い方

それでは、さっそくDEEBOT X1 OMNIを使ってみたいと思います。

まずは、実機の外観をチェックしながら使用前の準備をしていきましょう。

同梱品一覧
  • ロボット掃除機本体
  • サイドブラシ×2
  • モップパッド×2
  • 全自動クリーニングステーション
    (清水タンク・汚水タンク・紙パック・クリーニングブラシ・交換用モップ×2)
  • 電源コード
  • 交換用紙パック
  • メンテナンスツール
  • 取扱説明書

本体外観と準備

「DEEBOT X1 OMNI」外観レビュー&使い方 本体外観と準備

DEEBOT X1 OMNIのデザインは、デンマークを代表するデザイン事務所JACOB JENSEN(ヤコブ・イェンセン)の設計。

スカイグレーを基調とした高級感のある北欧モダンデザインで、素材感や配色など細部にまでこだわりが感じられます。

本体裏面

本体はサイドブラシがついていない状態で届くので、まずは裏返してサイドブラシ2個を左右に取り付けます。
左右で色が異なるので、同じ色同士の位置にカチッとなるまで押し付けましょう。

メインブラシもかんたんに取り外せるので、定期的に絡まったゴミを取り除きます。

水拭き掃除をする場合は、裏面にモップパッド2個を左右に取り付けておきましょう。
モップを取り付けると自動で水拭きモードに切り替わります。

天面フタ内部

本体天面のフタを開けると赤い電源スイッチがあります。右にスライドして主電源をON

本体のダストボックスもこちらから取り外し可能です。
自動ゴミ収集機能があるのでゴミ捨ての必要はありませんが、水洗い可能なので定期的に洗うとより衛生的ですね。

全自動クリーニングステーション外観と準備

「DEEBOT X1 OMNI」外観レビュー&使い方 全自動クリーニングステーション外観と準備

DEEBOT X1 OMNIの全自動クリーニングステーションは、黒とスカイグレーの統一感あるカラーで凹凸のないすっきりとしたデザイン

サイズは幅43×奥行44.8×高さ57.8cmと大きめですが、意外と空気清浄機くらいのサイズ感だったのでしばらくすると慣れました。

設置場所は左右各50cm・前方1.5mに障害物のない場所を選びます。重いので移動の際は十分に気を付けてください。

背面にコードを接続

電源コードを接続したら、余ったケーブルは背面に巻き付けておきます。

準備が終わったら、事前にロボット掃除機本体を満充電しておきましょう。
「DEEBOT X1 OMNI」外観レビュー&使い方 全自動クリーニングステーション外観と準備

天面フタ内部

全自動クリーニングステーション天面のフタを開けると、左側に汚水タンク・右側に清水タンク。それぞれ4Lと大容量となっています。

水拭きをする場合は、清水タンクのMAXラインまで給水して戻しておきます。

中央にはクリーニングブラシと交換用のモップが入っているので、週1回程度モップ洗浄シンクのお手入れをしましょう。

前面ゴミ収集ボックス

前面のロボット掃除機出入口付近にあるボタンを押すと、ゴミ収集ボックスが出てきます。

最初から紙パックが1枚セットしてあるので、そのまま使えます。
紙パックは引き出すと同時に口が閉じる構造になっていて、交換時ホコリが舞い散ることもなく衛生的ですね。

スマホアプリの初期設定

「DEEBOT X1 OMNI」外観レビュー&使い方 スマホアプリの初期設定

本体・ステーションの準備が終わったら、スマホアプリの初期設定をします。

まずは、スマホに専用アプリ「ECOVACS HOME」をダウンロード
エコバックス「DEEBOT X1 OMNI」の初期設定と使い方 スマホアプリの初期設定

↓ダウンロードはこちら
AppStoreで入手Google Play で手に入れよう

アプリを開いたら、画面の指示に従ってユーザー登録とWi-Fi設定を進めます。

初期設定時の注意点としては、アプリの位置情報使用を聞かれた場合は必ず許可することと、スマホを自宅の2.4GHz帯のWi-Fiネットワークに接続すること。途中で本体のボタン操作を指示されたときはそれに従って操作しましょう。

設定が完了したらホーム画面の「スマート清掃に入る」ボタンでロボット掃除機の操作画面に移動。

初回のクイックマッピング後、スマート清掃画面にマップが表示されて様々な機能が使えるようになります

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー

準備が整ったところで、DEEBOT X1 OMNIを使って実力を検証していきたいと思います。

水拭きや吸引清掃のパワーは十分なのか?自動ゴミ収集やモップ洗浄の実力は?ステーションの音はうるさくない?など、気になる部分を詳しく検証します。

【水拭き清掃テスト】適度な濡れ具合でスッキリ

DEEBOT X1 OMNIのパワフルな水拭き清掃について検証します。
水拭きの水量は低・中・高の3段階で設定可能ですが、今回は水量:中で清掃しました。

動画は実際の水拭き掃除の様子。モップが高速回転して床をこすりながら水拭きしてくれていることがわかります。
さすがにこびりついた汚れまでは落ちませんが、床の細かな砂ぼこりやキッチンの床のべたつきなどをスッキリとキレイにしてくれました。

やはり毎日水拭きをしてもらうと、床のザラザラ感が気にならず素足で過ごしていても気持ちいいですね。

清掃後の床の様子

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【水拭き清掃テスト】適度な濡れ具合でスッキリ

水量:中での清掃後の床は、こちらの写真のように少ししっとりした状態になります。

水拭き直後に歩くと足跡がつくぐらい濡れている感じがわかるのですが、しばらくすると自然乾燥する程度のちょうどいい濡れ具合でした。

我が家のフローリングで使うにはちょうどいいと感じましたが、床材が気になるお家やもう少し早く乾いてほしい場合は水量を低に設定しても良いかもしれません。

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【水拭き清掃テスト】適度な濡れ具合でスッキリ

また、方向転換位置や家具周りなど滞在時間が長い場所には、水滴が若干残っていることがありました。

性質上完全に無くすのは難しいのですが、水量を低にすると水滴の量が少なくなるので気になる場合は設定を変更しましょう。

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【水拭き清掃テスト】適度な濡れ具合でスッキリ

素足で過ごすことが多い夏場だけでなく、春や秋の花粉シーズン、乾燥してホコリが舞いやすい冬など、自動で水拭きしてくれるDEEBOTは一年中ありがたい存在ですね。

【自動モップ洗浄・乾燥】手間なく衛生的な状態をキープ

水拭き後の面倒なお手入れが不要になるモップの自動洗浄・乾燥機能
掃除中に指定の時間が経過したタイミング掃除がすべて終了したときに、自動でモップを洗浄してくれます。

洗浄中のタンクの様子が、こちらの動画です。

青色の清水タンクからキレイな水を給水し、モップを高速回転させながら洗浄。汚れた水は黒い汚水タンクに回収されます。

この工程を何度か繰り返して、1分20秒程度で洗浄完了となりました。

汚水タンクビフォーアフター写真

複数回水拭きをしたあとの汚水タンクがこちら。

濁った水の底にはホコリも溜まっていて、吸引掃除だけでは取り切れない床の微細な汚れを残さずキャッチできていることがわかります。

せっかく水拭きをしてもモップ自体が汚れた状態だと逆に汚れを塗り広げてしまうことになるので、自動でこまめに洗浄してくれるのは安心ですよね。

モップ乾燥ビフォーアフター写真

掃除終了時は、モップ洗浄後に熱風乾燥も自動でおこなってくれます。

乾燥時間は2時間・3時間・4時間で設定可能。今回は2時間の熱風乾燥で検証しましたが、ビショビショの状態だったモップをティッシュに水分がうつらないほどカラカラに乾燥することができました。

濡れっぱなしで放置しておくとカビやニオイの原因になってしまうので、乾いた状態で置いておけるのは衛生的でありがたいですね。

【吸引清掃テスト】重いゴミ・繊維の奥までパワフルに吸引できた

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【吸引清掃テスト】重いゴミ・繊維の奥までパワフルに吸引できた

続いて、DEEBOT X1 OMNIの吸引清掃能力を検証します。

こちらの4種類の擬似ゴミを用意して吸引清掃テストをしました。

  • 粉末(中細挽きのコーヒー粉)
  • 砂利(1cm以下の砂利)
  • 紙くず(ティッシュペーパーをちぎったもの)
  • (犬の毛をカットしたもの)

吸引力:最大+、1回清掃設定で、1部屋のみをエリア指定清掃します。

清掃中の様子

清掃中のDEEBOT X1 OMNIの動きが、こちらの動画です。
動画は途中早送りをしていますが、はじめに壁ぎわを掃除したあとに部屋中央を走行し約5分で5畳ほどの部屋を清掃完了しました。

吸引力が強いぶん排気もすごいので走行中に毛や紙くずなどの軽いゴミを排気で吹き飛ばしてしまいましたが、最終的にコーヒー粉や砂利など重いゴミまでほぼすべてしっかり吸引清掃することができました。

清掃ビフォーアフター写真





掃除前後の写真を比較すると、吸引力の強さが一目瞭然ですね。
フローリングの溝に入り込んだコーヒー粉や、少し大きめの砂利までパワフルに吸引できています。

よく見るとサイドブラシで弾き飛ばした砂利が数粒のみ残ってしまいましたが、次の掃除の際にすべてを吸引することができました。

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【吸引清掃テスト】重いゴミ・繊維の奥までパワフルに吸引できた

今回のように目に見えるゴミがたくさん落ちている場合でも、走行回数を2回に設定するか、毎日スケジュール設定しておけば良さそうですね。

カーペットでパワーアップする様子

DEEBOT X1 OMNIは、床の素材を認識してカーペット上では吸引力を自動でアップ

動画を見るとわかりますが、カーペットに登ってから1~3秒程のタイムラグで音が大きくなり吸引力を調整しています。

事前にカーペットに砂利・コーヒー粉・紙くずを撒いてテストしてみたところ、繊維の奥までしっかりと清掃することができました

こちらの写真は同じ場所を撮影しているのですが、比較してみてもどこにゴミがあったかわかりませんよね。

【自動ゴミ収集】多少は残るものの相当キレイになる

カーペットの清掃テスト後、自動ゴミ収集前後での本体ダストボックスの写真を比較検証しました。

ゴミ収集後も細かい粒や毛など多少のゴミが残っていますが、大部分を吸い上げることができています。これなら毎日のゴミ捨ては不要ですね。

2ヶ月おきの紙パック交換とダストボックス水洗い程度で、十分に使い続けられそうです。

【稼働音検証】吸引音はモード次第&ステーションの音は大きい

気になる稼働音についても騒音計で測定し検証しました。

吸引清掃時の稼働音を、静音 / 標準 / 最大 / 最大+のモードごとに撮影しています。騒音計の数値だけではわかりづらいと思いますので、ぜひ実際の音を聞いてみてください。

静音・標準モードは約55dB以下で、かなり静かな印象でした。在宅中でも問題なく使えそうなレベルで、日常使いにおすすめです。

最大・最大+モードでは、キーンという高音が目立つようになり音が一段階大きくなります。不在時や床のゴミがとくに気になるときの使用がおすすめです。

自動ゴミ収集・モップ洗浄中の音

自動ゴミ収集・自動モップ洗浄時の音は、やはり大きめ。お家の環境や使用時間帯によっては気になってしまうかもしれません。

ゴミ収集時の音はわずか13秒程度ですが、約67~69dB程とかなり大きめ。一方モップ洗浄時の音は約50~65dB程度ですが、約1分20秒と比較的長い時間続きます

とくに音が響きやすい集合住宅にお住まいの方は、稼働時間帯を選んで掃除する必要がありそうです。

【障害物回避性能】回避テスト・自宅環境ともに問題なし

続いて、DEEBOT X1 OMNIの障害物回避性能について検証しました。

走行ルート上におもちゃ・スリッパ・人の足をわざと置いて実験したところ、障害物を発見すると減速しつつ上手に回避。回り込んで隅までしっかり掃除してくれました。

ほかにもいくつかの障害物でテストした結果、形状や大きさによっては検知できない障害物もあったのですが、比較的高さのある大きめのものであれば問題なく回避できました。

実際に自宅で使っていても床の物を吸い込んで止まることはなかったので、ズボラな人でも事前の片づけなしで使えそうです。

人の足はもちろんペットや子どもなども避けられますし、家具や壁へのあたりがソフトなのも安心ですね。

【マッピング性能】間取りをほぼ完璧に再現

DEEBOT X1 OMNIのマッピング性能についても検証してみます。

動画では、スマホアプリのマップにほぼリアルタイムで正確な位置が反映されています。通信速度の影響もありそうですが、タイムラグは1~3秒程度でした。

画面上に表示される白い線が走行ルートを示していますが、直接的な動きで賢く掃除してくれていることがわかりますね。

実際の間取りとの比較

DEEBOTが作成したマップと実際の間取りを比較したところ、ほぼ正確なマップが再現されていました。

間取り図のグレー部分は家具や障害物があるエリアなのですが、アプリのマップ上では色がついていない状態になっていて障害物をしっかり認識できていることがわかります。

ちなみに赤い点線の進入禁止エリアは手動で設定しましたが、オレンジ色の点線のカーペットエリアに関しては自動でマップに反映されていました。

3Dマップで家具の位置も設定できる

このように3Dマップを作成することで、指定の家具の周辺のみを重点的に掃除させることができます。

家具の位置はある程度は自動で反映されますが、完璧ではないのでサイズや種類を手動で調整する必要があります。

ただ一度設定しておけば便利に使えるので、初回のマッピング後に設定してしまうのがおすすめです。

【カメラ見守り】ペットや子どものいるお家には便利

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【カメラ見守り】ペットや子どものいるお家には便利

ペットや子どもがいるお家なら、カメラでの見守り機能も便利です。

お留守番のときの様子が確認できて安心ですし、かわいい姿を写真や動画で保存することもできます。

ECOVACS「DEEBOT X1 OMNI」を使って実力をレビュー【カメラ見守り】ペットや子どものいるお家には便利

スケジュール設定して家の巡回をさせることもできますが、起動に時間がかかる・動体検知ができないなど防犯目的としての実用性は低いかもしれません。

「X1 OMNI」と類似モデル「X1 TURBO」との違い

「X1 OMNI」と類似モデル「X1 TURBO」との違い

ECOVACSのロボット掃除機では最高峰の機能を搭載しているDEEBOT X1 OMNI。

価格もハイクラスなだけに、機能が似ている他のモデルも検討している方は多いのではないでしょうか。

そこで、ここからは「X1 OMNI」と類似モデル「X1 TURBO」を一覧表で比較し違いを解説します。

「X1 OMNI」vs「X1 TURBO」比較一覧表

DEEBOT X1 OMNI DEEBOT X1 TURBO
ゴミ収集
モップ乾燥方式 熱風乾燥(2~4H) 冷風乾燥(5H)
ステーションサイズ 幅430×奥行448×高さ578mm 幅430×奥行448×高さ441mm
公式税込価格
(2022/5時点)
¥198,000 ¥159,800

「X1 OMNI」と「X1 TURBO」の機能面での違いは、自動ゴミ収集機能の有無モップの乾燥が熱風か冷風かの2点です。
それに伴いステーションのサイズと本体価格もOMNIのほうが上がっています。

そのほかの吸引力やモップ洗浄、障害物回避機能、マッピング等に関してはまったく同じスペックなので、この違いが気にならない方には「X1 TURBO」も十分おすすめです。

 

使用レビューはこちら

ECOVACS「DEEBOT X1 TURBO」実際に使ってレビュー!革新的な水拭きで家中の掃除をおまかせ – Rentio PRESS[レンティオプレス]

「DEEBOT X1 OMNI」で床掃除から解放される生活を

「DEEBOT X1 OMNI」で床掃除から解放される生活を

パワフルな吸引&水拭き清掃に、自動ゴミ収集・モップ洗浄、高性能マッピング、障害物回避…あらゆる機能を網羅したエコバックス史上最高峰のロボット掃除機DEEBOT X1 OMNI

床掃除をなるべくロボット掃除機にお任せして、手間をかけずに床のキレイをキープしたい人にぴったりの一台です。

DEEBOT X1 OMNIをAmazon直営ストアで購入すると1年間の延長保証がついて、通常1年間のところメーカー保証が2年間になります。

ぜひこの機会にDEEBOTを導入して、床掃除から解放される生活を体験してみてはいかがでしょうか?

 

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